『借りてきたおじいちゃん』から見えた、国境を越えるケアの温もり
莉莉(リリン・アルムサリ) インドネシア・ジャワ出身の介護者、小説『借りてきたおじいちゃん』著者
台湾ドラマ『花より男子』への純粋な夢を抱いてジャワ島からやってきた莉莉は、10年近く流暢な中国語と台湾語で台湾の家庭を支える専門介護者として働きながら、小さなスマートフォンの画面に異郷の日々を綴り続けました。デビュー小説『借りてきたおじいちゃん』は、老いの孤独と、介護者と被介護者のあいだに静かに育まれる理解と絆を描いています。
この例会で探るテーマ
- 10年の移住労働生活がいかにして書くことの養分になったか
- 豪邸に住む孤独な老人と脳卒中の日常——言語・歌声・ケアの営み
- 「雇用関係」から「借りてきたおじいちゃん」へ——血縁のない人が家族になるとき
- 介護現場での孤独・プレッシャー・専門的な承認